日本ダービー惨敗の福永祐一騎手のショック大きく……放送予定「ドキュメンタリー」が少々辛い?
「想定している流れではありましたが、対応出来ませんでした」
5月28日に開催された日本ダービー(G1)で、カデナに騎乗し11着に終わった福永祐一騎手はレース後、こう話して肩を落とした。
京都2歳S(G3)、弥生賞(G2)とふたつの重賞を快勝して、早くから注目されていたカデナ。福永騎手は京都2歳Sで勝利した時点で、「今年のクラシックはこの馬」と決意を固めていたそうだ。それ以降、オーナーである前田幸治氏や厩舎と一丸となり、チームを結成してダービーを目標にカデナを仕上げていた。それもあり、今年のダービーに掛ける思いは並々ならぬ物があったはずだ。
だが、無情にも結果は惨敗。『netkeiba.com』内で福永騎手が連載しているコラム「祐言実行」では、ダービーにおける騎乗馬カデナの敗因について綴っており、『「ジョッキーのせいで負けた」と言われても仕方がない。むしろ、自分自身がそう受け止めている』と反省の弁を綴るなど、節々から無念さが読み取れる内容となっている。
悲願だった日本ダービー制覇は露と消えた福永騎手。その彼にまるで敗者に鞭打つかのような”番組が放送される”と一部で話題となっている。
「6月3日放送のTBS系『バース・デイ』で、福永騎手とカデナのコンビが取り上げられる予定なんですよ。もちろん、内容は日本ダービーのことだけではないはずですが、このことはすでにネット上でも知られており、『放送はどうなるんだ?』と心配する声も聞かれています」(記者)