内田博幸「日本人もやれる」発言にまさかのツッコミ!? 「ルメデム支配」に対する日本人騎手の思いを代弁か
「今年のリーディングはM.デムーロ騎手とルメール騎手が1、2位を独占しています。また最近では、海外騎手を偏重起用する厩舎もありますが、実際この2人が非常に素晴らしい騎乗を続けているのも事実です。現状に対し内田騎手もなにかしら感じるところがあり、それに対する思いがつい口から溢れ出てしまったのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
たしかにデムーロ騎手、ルメール騎手のふたりに比べると、日本人騎手たち全般は元気がない印象を覚えてしまう。一部のファンからは『デム、ルメで馬券を買えば当たる』とまで言われるほど、外国人騎手2人のパワーは凄まじいのは事実だ。
だが、キタサンブラックの武豊、日本ダービーでは松山弘平騎手がアルアインで勝利し、サトノアラジンで川田将雅騎手が安田記念を制するなど、ベテランが妙味を見せ、新星が誕生し、さらに期待の若手が活躍するなど、日本人騎手たちの今後に期待を持てる材料がなくはない。
「日本人もやれるってところを見せたかった」
まさにベテランの意地を見せた内田騎手。彼の叫びは日本人騎手の気持ちを代弁しているのかもしれない。