世界最強イクイノックスVS武豊ドウデュース…タイトルホルダーやリバティアイランドにも注目!この秋に最も期待している馬は?【GJ読者アンケート】
この夏最大の注目を集めた札幌記念(G2)も終わり、夏競馬も残り2週。来週末から9月に突入するとともに本格的な秋競馬がスタートする。
夏場を休養したトップクラスの始動戦を知らせるニュースも見られ、熱戦を繰り広げた2年前の日本ダービー(G1)以来となるイクイノックスとドウデュースの対決を心待ちにしているファンも多いだろう。
そこで今回、GJではこの秋に最も活躍を期待している「推し馬アンケート」の実施をすることとなった。
勿論、世代や性別は問わずにあなたの好きな馬という理由でも問題なし。投票結果の発表は1週間後の(9月1日)を予定。「この馬のこういうところが好きだ」「この騎手とのコンビだから応援している」「暮れの2歳G1を勝つのはコレ」など、思いの丈をアピールしてもらえれば幸いである。
以下は上位人気が予想される注目馬をピックアップしたもの。こちらに記載していない馬も当然ながら候補として投票可能だ。
投票ページ
イクイノックス
言わずと知れた現役世界最強馬。今年のドバイシーマクラシック(G1)と宝塚記念(G1)を制し、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位の座に輝いた。
秋は報奨金も出るジャパンC(G1)が最大目標。体質的な弱さもあり、狙ったレースを直行で取りに行くスタイルが特徴だ。前後に一戦を挟むなら天皇賞・秋(G1)やグランプリ有馬記念(G1)が濃厚で、どちらも連覇の懸かるレースとなる。
ドウデュース
打倒イクイノックス最右翼の存在で、お互い順調ならダービー以来2度目の直接対決は必至。今年初戦の京都記念(G2)を圧倒的な強さで制したが、次走のドバイターフ(G1)を前に左前肢破行が判明して無念の出走取り消し。最強馬のタイトル奪還に主戦の武豊騎手も燃えている。
タイトルホルダー
今年の始動戦に選んだ3月の日経賞(G2)で8馬身差の大楽勝を決めて出走した天皇賞・春(G1)は、単勝1.7倍の圧倒的支持を集めるも、右前肢跛行で競走中止というまさかの結末。幸い中間の調整は順調で、9月24日のオールカマー(G2・中山芝2200m)で始動することが分かった。
プログノーシス
先日の札幌記念(G2)でG1馬3頭を相手に圧勝を飾ったのがこの馬だ。遅れてきた大物は主戦の川田将雅騎手とのコンビで6戦全勝。底知れぬ強さを見せた新星だけに、秋に再び大仕事をしても不思議ではないだろう。
スルーセブンシーズ
この春最もファンを驚かせたのは、この牝馬かもしれない。重賞で牝馬相手の中山牝馬S(G3)しか勝っていなかった馬が、絶対王者イクイノックス相手にクビ差まで追い詰める大健闘。10月1日にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(仏G1)にC.ルメール騎手を背に参戦が決定したばかり。
ソールオリエンス
デビューから3戦無敗で皐月賞(G1)を制した素質馬。断然人気に支持されたダービーで二冠達成に期待されるも、前走の皐月賞で負かしたタスティエーラの逆襲に遭ってクビ差の惜敗を喫してしまった。世代トップクラスの実力の持ち主であることは間違いない。秋は9月18日のセントライト記念(G2・中山芝2200m)で復帰を予定している。
タスティエーラ
皐月賞では後方から異次元の末脚を炸裂させたソールオリエンスの2着に敗れたが、鞍上にD.レーン騎手を迎えたダービーでライバルにリベンジ。陣営から秋は菊花賞(G1)に直行で挑むことが発表された。ダービー馬の菊花賞出走は、2020年に無敗で三冠を制したコントレイルから3年ぶり。
リバティアイランド
昨年7月新潟のデビュー戦(芝1600m)を上がり3ハロン31秒4というとんでもない切れ味で制した女傑。アルテミスS(G3)こそ直線でスムーズさを欠いたため、2着に敗れたが阪神ジュベナイルF(G1)を貫録勝ち。今年の牝馬クラシックを連勝し、同世代の牝馬に向かうところ敵なしだ。