【マイルCS】簡単にC.ルメールと川田将雅では決まらない? イクイノックスやリバティアイランド級の過信は禁物、絶望的な「15戦2勝」が意味するもの
先週末に京都競馬場で行われたエリザベス女王杯(G1)は、好位から抜け出した3歳牝馬のブレイディヴェーグが優勝した。キャリア5戦での古馬G1制覇は、昨年の天皇賞・秋(G1)で初G1勝ちを決めたイクイノックスと並ぶ最速。前走のローズS(G2)では、レコード勝ちしたマスクトディーヴァから1馬身半差の2着に敗れていたが、待望の重賞初制覇がG1という嬉しい勝利となった。
また、鞍上のC.ルメール騎手も菊花賞(G1)のドゥレッツァ、天皇賞・秋のイクイノックスに続いてG1・3連勝。3着にも川田将雅騎手とハーパーのコンビが入り、スプリンターズS(G1)から始まった秋のG1シリーズは、ここまで終了した5レースでルメール騎手が3勝、川田騎手が2勝と、両者による勝ち星の独占状態となっている。
今週末のマイルCS(G1)も、シュネルマイスターにルメール騎手、セリフォスに川田騎手が騎乗予定。1番人気を争う2頭それぞれにライバルが騎乗することもあり、一部のファンから早くも「どうせまたルメールと川田でいいんでしょ?」という声すら挙がっている状況だ。
しかし、好走必至と目されている2頭にも、まったく弱点がないとは言い切れない。
3歳時にNHKマイルC(G1)でソングラインをハナ差で捉えて勝利を飾ったシュネルマイスターだが、その後の直接対決で昨年と今年の安田記念(G1)に毎日王冠(G2)を加えて3連敗。天敵となった相手はアメリカのブリーダーズCマイル(G1)に出走(5着)したため、マイルCSでの対決は実現しなかったものの、気が付けばNHKマイルCでG1初勝利を手にしてから以降のG1レースを「8連敗」した。その間に調子を落としていた時期があったにしても、半数で馬券圏外に凡走していることは紛れもない懸念材料だ。
対するセリフォスにしても、G1タイトルは昨年のマイルCSを制した1勝のみ。トップマイラーであることは間違いないものの、こちらもG1で「6戦1勝」と物足りなさの残る成績である。
川田騎手とは、新潟2歳S(G3)を優勝して以来のコンビ復活だが、G1レースで馬券に絡んだのは、短期免許で来日していたC.デムーロ騎手やD.レーン騎手が手綱を取ったレースのみ。福永祐一元騎手(現調教師)や藤岡佑介騎手が騎乗したレースでは、いずれも4着に敗れている。リーディングを経験した川田騎手の腕が確かとはいえ、日本人騎手で結果を残せていない点は無視できない。
「二強」の雰囲気が色濃いレースにもかかわらず、人気を分かつ2頭がG1レースで9戦1勝(シュネルマイスター)、6戦1勝(セリフォス)といった現実を知ると、世間で言われているほど堅い決着に思えなくなる。彼らが絶対的な王者として君臨しているイクイノックスやリバティアイランド、グランアレグリアほど抜けた存在でないならば、他の馬にも付け入る隙は十分にあるだろう。
そこで注目したいのは、やはり外国人騎手の存在。ムチ1本で世界中を渡り歩く彼らの武器は、初騎乗や初コースを苦にしない確かな技術だ。毎週のように国内で騎乗する日本人騎手が、短期間しか乗らないアウェーの外国人騎手に勝ち星を荒稼ぎされていることは周知の通り。結果を出すからこそ有力な関係者から重宝され、彼らも世界的に見て高額な日本の賞金を獲得する「win-win」の関係を築いている。
ちなみにマイルCSに出走を予定している馬では、J.モレイラ騎手がソウルラッシュ、R.ムーア騎手がナミュールとのコンビで参戦するようだ。今回は2頭の「裏事情」を知る人物から各陣営について、面白い話を聞くことが出来たため紹介したい。
「外国人騎手を乗せてくる時点で、このレースに懸ける陣営の勝負度合いの強さが伝わります。日本人騎手があと一歩足りないところを何とかしてくれるのが『優勝請負人』といっていい彼らです。勿論、ソウルラッシュとナミュールの一発は十分に警戒すべきでしょう。
まずソウルラッシュですが、本馬の生産者が外国人騎手の来日をバックアップしているノーザンファームではなく、下河辺牧場ということにお気づきでしょうか。ノーザンや社台系の馬が他にも出走予定にもかかわらず、モレイラ騎手を起用しているあたり、陣営が『G1を勝てる最大のチャンス』と考えていることが分かります。
前走の京成杯オータムH(G3)の勝利により、さらに自信を深めたと思います。このレースでは『最低でも2着が欲しい』と強気の出走で勝ち切りました。トップハンデ59キロを背負うことを承知で豪語していた訳ですから、これならG1を勝てるという確信が深まったはずです。4着に惜敗した昨年は、5着のシュネルマイスターに先着していますし、人気ほどの実力差はないと思います。
次にムーア騎手を起用したナミュールですが、この馬は管理している高野友和調教師が『何とかしてG1を獲りたい』と口にしているほど思い入れの強い馬です。というのも、師の競馬界を目指すきっかけとなったのが、ダンシングブレーヴが圧倒的な強さで制した凱旋門賞(仏G1)だそう。それだけに本馬の血を母系に持つナミュールには特別な思いがあるはず。ここはメイチの仕上げで臨んでくると思います。
春の2戦では不利を受けたこともあって凡走しましたが、安田記念は前走の疲れが残っていたため、実は万全の状態ではなかったみたいですよ。久々の勝利を挙げた前走の富士S(G2)の勝ちタイム1分31秒4は、ソングラインが圧勝した今年の安田記念と同タイム。本来の実力を発揮できれば、G1で通用するだけの実力はあります。惜敗の続いた横山武史騎手を前走で外国人騎手にスイッチしたのも、背水の陣といったところですね。モレイラ騎手も陣営の目論み通りに一発回答を出してくれました」
一般のメディアや新聞で知ることのできない裏事情を教えてくれたのは、今年で創業29年を迎える競馬総合情報社『シンクタンク』の担当者である。なぜ表に出回らないような情報を把握しているのかというと、誰もが名前を知る元競馬関係者たちが所属しているからに他ならない。
その顔触れには、史上唯一の皐月賞(G1)から菊花賞(G1)のロングシュートを決めたサクラスターオーを育てた平井雄二・元騎手元調教師を筆頭に、元JRA騎手や調教師、現役の牧場関係者や馬主関係者に大物エージェントがズラリ。トレセン内外からあらゆる情報を入手し、各陣営の本音が手に入る体制を構築してきたからだという。
こういった現場に直結した関係者情報に加え、膨大なデータやレースを長時間にわたって分析することで、的中へのヒントや肝となるファクターを探り出していることが、『シンクタンク』が他の情報会社とは一線を画している理由のひとつ。世間では「難解」「大波乱必至」といわれたレースでも、アッと驚くような万馬券を的中することで、その実力を証明してきた。
では実際に、どのような結果を出したのかを聞いてみたところ、驚くべき回答があったのだ。
マイルCSの前哨戦には、エルトンバローズやシュネルマイスターらが出走した毎日王冠や、ナミュールらの富士Sをはじめ、ソウルラッシュの京成杯AHに、セルバーグが勝った中京記念(G3)などのステップが存在するが、『シンクタンク』はそれらすべてで「予想を的中させた」というから驚きだ。
それはつまりマイルCSに出走する各馬の陣営と、以前から強力な情報ルートが存在し、その動向を深いところで掴んでいるということだ。中には万馬券決着もあったが、これらのレースを全勝できたファンは、ほぼ皆無といっていいのではないか。そんなことは初心者よりもベテランのファンの方が身に染みて分かるだろう。
しかし、『シンクタンク』の入手している情報が、マスコミを通さない現場関係者の本音というなら説得力が出てくる。一般のファンもそれなりに時間を費やして、何とか当てようと予想しているだろうが、ネットや新聞に出回らない「本物の情報」で結論を出している相手に勝てるのかという話である。
そこで彼らの情報をもっと公開してもらえないかとお願いしたところ、秋のG1シリーズで思うような結果を出せていないファンにとって耳寄りな情報が入ってきた。
なんと『シンクタンク』はマイルCSで【厳選3連単勝負】の無料公開を敢行するらしい。また会員になると翌週からも【馬券候補5頭】も提供してくれるというのだから、このチャンスを見逃す手はない。
「上位人気が予想されている馬だけでなく、実力の割に盲点となっている穴馬も既にピックアップが完了しています。これらに加えて追い切りや馬場状態もチェックした上で最終的な結論をお伝えする予定ですので楽しみにしていてください」(シンクタンクの関係者)
ホームページで公開しているように、「シンクタンク」はエリザベス女王杯も難なく的中し、秋のG1で5戦5勝の偉業まで達成していたというのだから恐れ入る。
会員登録はメールアドレスを入力するだけの簡単な作業でホンの数分程度。今年も残された時間はもうあとわずか。本気で勝ちたいなら「プロ」に頼ってしまうのが賢明な判断だ。
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