「ダウナー系競走馬」ウシュバテソーロは中二病に刺さる 〜ネクラ女医の競馬日記No.15〜

「ドブ追い切り」「終わってるパドック」など、一部でネットミーム化しつつあるウシュバテソーロ。ついには主戦の川田将雅騎手にも「働きたくないと主張してくる」とその怠惰をバラされるわ、何かと愛嬌のある馬ですよね。

 先日のサウジカップ(G1)では1着セニョールバスカドールにアタマ差の2着。まだまだ世界の一線で戦えることを鮮やかに証明し、総獲得賞金は約19億円弱と、日本馬歴代4位にまで登りつめました。


 普段は適度に力を抜き、ここぞという時にしっかり実力を発揮する。なんとオン・オフの切り替えが上手いのでしょうか(人間だって、あんなに上手にやれませんよね)。勝負所を理解している、本当に頭のいい馬なのでしょうね。


 来月のドバイワールドC(G1)でも、あのダウナーな魅力と鋭い走りを楽しみにしています。

さかた

英国在住の競馬好きアラサー女医。学生時代はWINS場内スタッフのアルバイトをしながら、ウオダス世代の火花散るレースに脳を焼かれた。好きな競馬場メシは「梅屋」のモツ煮込み。鉄火場であおるビールは人生の道標。

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