四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
今年の宝塚記念で敗れたキタサンブラックも、一部では『オーバーワークが原因で競馬に嫌気が差したのでは』という説がありました。北島三郎オーナーも『今回は疲れてると、俺に言いたかったんじゃないのかなぁ』とおっしゃっていましたし、競走馬にとって精神面は非常に重要です」(競馬記者)
競走馬もいわばアスリート。肉体だけでなくメンタルも伴わなければ、例えキタサンブラックといえど本来の力を発揮できないということか。
陣営がコメントしているように、ゆっくりだが確実に昨年のマイルCSのショックからは回復傾向にあるディサイファ。しかし、まだそれが本来の走りを取り戻し、レースの結果に結び付くには至っていないようだ。
しかし、その一方で、昨年のマイルCSで本馬と同じように落馬寸前の大きな不利を受けたサトノアラジンは、不屈の精神で今年の安田記念(G1)で大輪の華を咲かせた。
すでに8歳夏と残された時間は限られているが、最後まで諦めないしぶとさが強みだったディサイファの復活が見たい。