【オールカマー(G2)展望】キタサンブラックを脅かした実力馬など「曲者」が多数登場! 中長距離G1路線を占う一戦がアツい!!
古馬王道路線が、24日(日)に中山で開催されるオールカマー(G2)からいよいよ開幕する。今年も有力馬が続々と出走を表明しており、中長距離G1路線を占う上で重要なレースなりそうだ。
注目は過去2年の天皇賞(秋)で上位争いを演じたステファノス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)。2014年の富士Sより勝利を挙げられていないが、これまで海外も含む9度のG1戦で掲示板を外したのは2回のみ。その堅実な走りを評価する声は多い。
今年の大阪杯でもキタサンブラックに迫る2着と好走。マカヒキやサトノクラウンなど、実力馬に先着した競馬は高く評価できる。その力は間違いなくG1級。ココでは頭一つ抜けている印象だ。
稽古では上々の動きを披露。皐月賞5着、中山記念3着と結果を残している中山コースが舞台という面もプラスに働きそうだ。本質的に叩き良化タイプだが、相手関係を考えれば落とせない一戦と言えるだろう。