【毎日王冠(G2)展望】「女王」ソウルスターリングVS「マイル王」サトノアラジンで秋の東京が豪華開幕!ダービー馬マカヒキやリアルスティールにも「復活」の手応え
しかし、予定されていた前哨戦をパスするなど状態は決してベストではなく、レースでも自慢の末脚が影を潜めて4着に敗退。初めて連対を外すこととなったが、勝ったサトノアラジンからは0.1秒差と「負けてなお強し」といった内容だった。重賞初挑戦がG1だっただけに、情状酌量の余地は多々ありそうだ。
栗東のCWコースで行われた1週前追い切りでは5ハロン66.4秒、ラスト13.1秒をマークも併せ馬で遅れ。慎重な調整を余儀なくされる同馬だが、見守った大竹正博調教師も「まだボケッとしている」と今一歩の様子。21日の富士S(G3)に回る可能性もありそうだが、果たして。
他にも重賞連続2着中のアストラエンブレム、東京では世代トップクラスの能力を発揮するダイワキャグニーなど伏兵陣もハイレベル。
果たして、3歳女王ソウルスターリングが真の女王君臨に向けて堂々の始動戦を飾るのか、それとも歴戦の古馬陣が意地を見せるのか。例年にない盛り上がりをみせる毎日王冠(G2)は、8日の15時45分に発走予定だ。