菊花賞(G1)武豊のダンビュライトに「燃え尽き症候群」疑惑……自己ベスト連発の前走から一転、異例のユルユル調教に「抜け殻みたい」

 22日の菊花賞(G1)に出走するダンビュライト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)の1週前追い切りが「ヌル過ぎる」と話題になっている。

 12日に栗東の坂路で行われた菊花賞の1週前追い切りで、ダンビュライトは単走のまま4ハロンを54.4秒、ラスト13.1秒で駆け抜けた。手応えこそ終始馬なりだったものの、あまりに遅い時計にファンからは「抜け殻みたい」「本当にこれからG1に行くの?」という心配の声も聞かれている状況だ。

 というのもこの秋、ダンビュライトは栗東の坂路で好時計を連発していたからだ。

 前走の神戸新聞杯(G2)の2週前には「自己ベスト」を更新する50.7秒を叩き出し、さらに1週前には50.4秒と自己記録を更新。この時計は全体でも「坂路王」の異名を持つ短距離馬ネロに続く2番時計であり、注目の最終追い切りでも50.9秒とトライアルとは思えない破格の仕上げで「大器の本格化」を思わせるような動きを披露していた。

 ところが、いざ本番の1週前を迎えたここに来て54.4秒は、あまりにも緩い追い切りだ。

 一部では「時間帯が遅かったために時計が出なかった」と報じられているが、先日に自己ベストを記録した際の時間帯とほぼ同じであり、なんとも言えない状況……周囲からはすでに「燃え尽き症候群」との懸念も聞かれており、一体どうしたのだろうか。

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