菊花賞(G1)武豊のダンビュライトに「燃え尽き症候群」疑惑……自己ベスト連発の前走から一転、異例のユルユル調教に「抜け殻みたい」
長丁場の菊花賞では、神戸新聞杯以上に折り合いの重要性が増すため、一見らしくない「ヌルい調教」で力みが取れて、かえって功を奏す可能性もある。脱力投法ならぬ、”脱力走法”というわけだ。
さらにダンビュライトは12日の1週前に続いて、緩かった内容を埋め合わせるかのように15日にも55.1秒と時計を出している。これは今までに見られなかったパターンだ。この調整からも、陣営がギリギリのところで調子を維持しようと努めていることが伺える。
「あとは、騎手が上手く乗ってくれるだろう」陣営の言葉通り、あとは史上最多となる菊花賞5勝目を目指すレジェンドの手綱に託された。果たして、ダンビュライトは調子を維持したまま本番を迎えることができるのだろうか。同時に緩い調教で力みが取れれば、まさに陣営の狙い通りの結果と言えるのかもしれない。