天皇賞・秋(G1)ネオリアリズム鞍上に「世界のムーア騎手」来日せず落胆の声……「中山の鬼」A.シュタルケ騎手の「東京実績」は?
また、今回シュタルケ騎手がコンビを組むネオリアリズムは、これまで7人の外国人騎手とコンビを組んだ経験がある、名実ともに国際的な馬だ。昨年の札幌記念(G2)でモーリスを破って重賞初制覇を飾り、今春には香港でクイーンエリザベス2世Cを勝ってG1初制覇。強豪が集った今回の天皇賞・秋を制しても、何ら不思議のない実力馬だ。
なお、今回の身元引受人となる堀調教師は、シュタルケ騎手が短期免許で来日した今春、28レース中20レースで起用するなど、その手腕を高く買っている調教師の一人だ。今回のネオリアリズムへの依頼も当然、大きな期待を抱いての決断だろう。
果たして、シュタルケ騎手は堀調教師の期待に応え、ネオリアリズムに国内初のビッグタイトルを届けることができるのだろうか。得意の中山ではないが、東京でもその手腕を発揮し、ファンの低評価を見返したいところだ。