天皇賞・秋で”10Fの鬼”ヤマカツエースが復活!? “夢”と語った親子でのG1初戴冠の行方やいかに
「ヤマカツエースは、昨年暮れの有馬記念は0秒3差で4着、大阪杯では0秒2差で3着と悲願のG1初制覇まであと一歩に迫っています。障害レースを別と考えると、池添兼厩舎からすれば、同馬はメイショウベルーガ以来となる久々の重賞勝ちが計算できる競走馬です。メイショウベルーガも主戦騎手は池添騎手で、いわゆる”親子鷹”でG1制覇を目指したものの、惜しくも達成することはできませんでした。
前回の天皇賞・秋でヤマカツエースは15着と惨敗しましたが、これは夏の疲れが抜けきれなかったためとも言われています。今年は疲れも抜けて調子も上々のようですし、陣営としても悲願達成のため気合が入っているのは間違いないでしょう。好走が期待されます」(競馬誌ライター)
昨年の宝塚記念(G1)の前に「謙一でG1を勝つのは夢。ただ、実現しないと夢のままだから」と胸中を告白した池添兼調教師。天皇賞・秋で、いまだ”夢”のままとなっている親子でのG1制覇を現実のものとすることはできるのだろうか?