C.ルメール「大誤算」の秋!? 武豊絶好調と度重なる不運でレイデオロら「最強の布陣」が崩壊の危機……
ここまで、当初の「最強の布陣」ではG1未勝利どころか「レイデオロによる神戸新聞杯(G2)勝ちだけ」という結果に終わっているルメール騎手。そのレイデオロにしても、キタサンブラックが完全に復活してしまったため、ジャパンCでは相当厳しい戦いが待っている。
また、エリザベス女王杯で本命視されているヴィブロスの前には京都大賞典(G2)で牡馬を蹴散らしたスマートレイアー、マイルCSのイスラボニータの前にも復活を遂げたエアスピネルと、いずれも武豊騎手が立ちはだかっている状況だ。
果たして、ルメール騎手は絶好調モードになりつつある競馬界のレジェンドを打ち倒し、G1・3連勝を決めた春のように「秋の主役」に上り詰められるのだろうか。「最も勝てる男」としてG1勝利が至上命題となる「最強の布陣」を託された”責務”は、決して軽いものではないはずだ。
ルメール騎手が自らの騎手としての威信を懸け、背水の戦いに挑もうとしている。