デンコウアンジュ陣営「内紛」勃発か……エリザベス女王杯(G1)の「レース選択」に内部から愚痴が
ただ、最も気にしなければならないのは「同馬の成長」に関する認識の違いのようだ。その点に関し、陣営内で真っ二つに意見が割れているとの情報が存在している。
「3歳クラシック戦線では主役級の活躍ができませんでしたが、ヴィクトリアマイルで2着になったように力はついている印象です。評価されているレースが府中のみである点は気になるものの、その点に自信があるからこそ陣営は出走を決断したのではないでしょうか。しかし、成長を遂げた状態だからこそ『なぜココを使うのか?』という不満にも似た意見も存在しているようです。
一部からは『マイル路線なら勝てるのに……』『マイルにこだわって使うべき』という声が上がっている状況との事。マイラーとして育ったと確信している陣営の一部は、2200mという距離を使うことが納得できないということなのでしょう。確かにヴィクトリアマイルの結果を見る限り、マイル路線に専念した方が良いという声にも頷けますよね」(現場記者)
叩いてココが本番。成長が感じられる部分もあり、好走の可能性は否定できないとも思えるのだが……。「内紛」ともいえる陣営の一部の懸念が、どこまで影響するのかは気にしなければならないだろう。