キタサンブラックと「決着」ならず。サトノダイヤモンド年内休養で「あの不安」の深刻度は……
「昨年の有馬記念で見せたキタサンブラック、ゴールドアクター、そしてサトノダイヤモンドの3頭の叩き合いはファンの中で語り草となっています。またキタサンブラックは今年いっぱいでの引退を発表していますので、今年の有馬記念で3度目、そして最後の直接対決を期待していたファンも多かったはず。年末の大一番が少しさみしいものとなってしまいましたね。
ですが、サトノダイヤモンドにはノド鳴りを発症している疑惑が持たれており、凱旋門賞惨敗もこれが影響した可能性もあるとのこと。無理に出走して惨敗すれば後の種牡馬価値にも影響しますので、慎重になるのは必然。有馬記念出走見送りの判断もこの点が影響しているのかもしれません」(記者)
昨年の有馬記念を制したことで名実ともに最強の一角として数えられることになったサトノダイヤモンド。今年は不振にあえぐことになったため、仕切り直しの意味も込めてキタサンブラックらを相手取り、実力が衰えていないところを見せてもらいたかったのだが……。
サトノダイヤモンドの復帰戦は来年2月頃を予定しているという。世代最強馬の復活を期待したい。