ジャパンC(G1)忘れられた実績馬……「強力なジンクス」「一変の可能性」を秘めた伏兵の激走に要注意!?
26日に開催される第37回ジャパンC(G1)には、今年も豪華メンバーが集結。現役最強馬キタサンブラック、宝塚記念(G1)・香港ヴァーズ(G1)を制したサトノクラウンやダービー馬レイデオロなど、今年の競馬界を盛り上げた実力馬が人気を集めそうな気配だ。
しかし、ジャパンCという舞台における実績馬を忘れてはならない。昨年の2着馬サウンズオブアース(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)、一昨年の2着馬ラストインパクト(牡7、栗東・角居勝彦厩舎)を軽視するのは危険だ。
まずは現役屈指のシルバーコレクター・サウンズオブアース。重賞制覇を逃し続けているもののG1で2着3回、G2で2着4回とその実力は本物だ。
今年に入り1度も馬券圏内を確保できていないが、昨年2着と結果を残している東京2400Mの舞台であれば「あのジンクス」が発動する可能性は十分にある。
「稽古での動きは上々ですね。調整は本当に順調なようです。陣営も確かな手応えを感じているようで『これはいい。ココで巻き返したい』と勝負気配は高いですよ。昨年のような走りが期待できる状態と言えるでしょう。
サウンズオブアースといえば2014年菊花賞、2015年有馬記念、昨年のジャパンCで2着を確保しているように『年に1度G1で2着を取る』というジンクスを持っている馬です。状態面とコースに不安が感じられないココは、不気味な存在ではありますよね」(現場記者)