キタサンブラック陣営の落鉄弁明に「またか」の声……大レースで度重なる”落鉄問題”にJRAが示した「驚くべき見解」とは
実際にドゥラメンテが挑戦した昨年のドバイシーマクラシックでは、馬場入場後に右前落鉄が判明。陣営は蹄鉄の打ち直しを主張したものの認められず、そのままスタートして敗れた。海外での出来事だったが、ケースとしてはイソノルーブルと極めて近い。
この時は、日本の競馬ファンにとっても「ただただ残念」と悲しみに包まれただけだった。だが、仮にJRAが今年のドバイミーティングのように海外馬券を発売していれば、この程度の騒ぎで済まなかったことは容易に想像できる。
無論、海外には海外のルールが存在するが、それで馬券を買ったすべてのファンが納得できるのかは微妙なところだろう。