チャンピオンズカップ(G1)武豊アウォーディー「衰え説」を否定!? 「絶好調宣言」の陣営が大器テイエムジンソクを歓迎する理由とは


 先週のジャパンCで、昨年の2着馬サウンズオブアースや、一昨年の2着馬ラストインパクトが良いところなく敗れたように、芝での消耗が激しいアウォーディーに衰えが来ていても何らおかしな話ではない。

 実際、全37戦中26戦を芝で消化しているアウォーディーは、キャリアだけを見れば「芝馬」と言えてしまうのだ。

「まあ、衰えは定かではないですが、陣営は今回の状態に相当な手応えを感じているようですよ。すでにオーナーの前田幸治氏にも『これなら』と感触を伝えているとのこと。どうやら連勝を続けていた頃の雰囲気に戻ってきたと感じているようです。関係者は『今回は結果を求める』と息巻いていますよ」(競馬記者)

 そう記者が話す通り、休み明けを1度使われたことで調整の動きは上々。状態面が戻っているのなら、当然軽視できない存在だ。そうなると、あとは昨年のように最後の直線でソラを使う悪癖が出なければ……といったところだが、それについても先述の記者は自信を見せている。

「昨年のJBCクラシックを勝った時のホッコータルマエのように、最後まで競り合ってくれる強力な逃げ馬がいれば、気を抜くことはないと思いますよ。その点、今回はテイエムジンソクという強力な逃げ馬がいます。

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