有馬記念(G1)は牝馬祭り!? キタサンブラック撃破を虎視眈々と狙う「女王候補4頭」に熱視線
そして出走予定牝馬、最後の1頭がトーセンビクトリーだ。母馬は競走馬としても、繁殖牝馬としても一流と称されるトゥザビクトリー。01年の有馬記念ではスタートから果敢にハナをうばい、ペースをつかみ3着と好走している。
さらに全兄にあたるトゥザワールドは14年の有馬記念で2着、トゥザグローリーは10年、11年に3着に入るなど、このレースでは好走を見せることも多い血統として知られている。トーセンビクトリーは今年唯一の勝利が有馬記念の舞台である中山競馬場(中山牝馬S・G3)と適性を垣間見せた。あまり人気を集めるとはいい難いが、もし上位陣を食うとしたらこの馬なのかもしれない。
有馬記念開催まで10日を切った。今年は熱いレースに牝馬が絡むことがあるのか。今から楽しみだ。