武豊「絶好調」で10年ぶりリーディング現実味!? 競馬界のレジェンドがJRA通算4000勝達成と同時に「密かに狙う大記録」とは
競馬界のレジェンド武豊騎手の「好調」ぶりが止まらない。
この3日も実弟・武幸四郎調教師のデビュー戦を勝利で飾ると、そのまま8鞍に騎乗してメインのチューリップ賞(G2)ではマウレアを2着に導いて桜花賞(G1)切符をゲットするなど3勝2着3回の好成績。現在23勝は、1勝差のM.デムーロ騎手を追い上げる堂々のリーディング2位である。
それも単純な勝利数だけでなく、年明けの京都金杯(G3)に続き、東京新聞杯(G3)、阪急杯(G3)と今年すでに重賞3勝。特別戦勝利数9勝は全体のトップであり、勝率も上位騎手の中では、C.ルメール騎手に次ぐ第2位と勝負強さも光っている。
「昨年から『もう一度リーディングを獲りたい』と公言している武豊騎手。オールドファンを喜ばせるためのリップサービスと受けて止めていましたが、今の勢いであれば『もしかすると、もしかするんじゃないか』と期待してしまいます。
というのも単純に『乗れている』というだけでなく、今年の武豊騎手は例年よりもコンディションの良さが伝わってくるからです。ここ数年は1月に好スタートを切っても2月、3月で失速し、リーディング争いから脱落するパターンが続いていました。しかし、今年は2月を終えて、3月に入っても好調を持続しています。
リーディング常連の戸崎圭太騎手や”デムルメ”の調子がイマイチ上がっていないこともありますが、このまま高いモチベーションを保っていってほしいですね」(競馬ライター)