高松宮記念(G1)「香港馬」ブリザードを侮ることなかれ!? 課題の左回りを克服できる「2つの理由」と関東地方を襲った季節外れの”サイン”

 日本でも一昨年、昨年と、ここ2年続けて短期免許で来日しているティータン騎手。ただ、ここまでは71戦7勝と目立った成績は残せていない。重賞もクイーンS(G3)におけるレッドリヴェールの4着が最高成績という状況だ。しかし、ブリザードを管理するP.イウ調教師は、2010年のスプリンターズSを10番人気のウルトラファンタジーで制した経験を持つ「日本での勝ち方」を知っている男でもある。

 今回の高松宮記念ではレッドファルクスが頭1つ抜けた評価を受けているが、日本の1200mで馬券圏内を外したことがないだけに当然か。大本命馬が堅軸なだけに、ここは香港の”死角(刺客)”の激走に期待したいところだ。

 21日の関東地方では、まるでこの馬の襲来を予期するかのように季節外れの雪が降った。これが”サイン”と予感した競馬ファンも多いのではないだろうか。

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