武豊「別格」エアスピネルを絶賛!マイラーズC(G2)悲願のG1制覇へ大本命も「アクシデント」の影響は……
京都マイル戦はデイリー杯2歳S(G2)、京都金杯(G3)勝ちを含む[2.2.1.0]とベストの条件。昨年のマイラーズCでも2着と、一度も崩れたことがない。アクシデントこそあったものの状態面で問題がないのであれば、やはり「ここは負けられない」ということか。
そんなエアスピネルだが、ここで負けられない理由がもう1つある。
「春の目標となる安田記念は、マイル戦で唯一馬券圏外(5着)となったレース。不完全燃焼の内容でしたが、信頼感抜群の京都のマイル戦に比べれば割り引かざるを得ません。
さらに今年の安田記念にはマイルCSで競り負けたペルシアンナイトだけでなく、大阪杯(G1)を制したスワーヴリチャードも参戦。明らかに昨年よりもレベルの高いメンバー構成になりそうですし、競走馬として脂が乗ってきた『強い4歳世代』の勢いはやはり脅威です。
ここでもしもサングレーザーやモズアスコットに後れを取るようなら、本番で4歳馬の牙城を切り崩すのは至難の業。ペルシアンナイトやスワーヴリチャードの存在まで考えれば、ベスト条件のここで負けるわけにはいかないでしょう」(同)
最大の難敵となりそうなサングレーザーとは、昨年のマイルCSで2、3着の間柄。向こうは早くからマイラーズC始動を掲げており順調そのものだ。マイルCSでは、わずか半馬身だっただけに逆転も考えられそうだが……。