日本ダービー(G1)ステルヴィオ「体調不良」疑惑? 1週前追い切りの際に指摘された「症状」に調教師も対応……
27日に東京競馬場で開催される日本ダービー(G1)に出走を予定しているステルヴィオ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)。
前走の皐月賞(G1)で初めて連対を外し、同時に初めてダノンプレミアム以外の馬に先着を許したが、縦長の前残りという特殊な展開の中、後方から上がり最速の末脚で追い上げて4着を確保。展開に泣いたが、世代トップクラスの実力馬という評価に変わりはない。
そんなステルヴィオにとって、日本ダービーの最大の注目点は400mの距離延長にあった。父ロードカナロアが香港スプリント(G1)を連覇し、「龍王」と恐れられたアジア最強のスプリンターだったからだ。
しかし、先週のオークスで、同じロードカナロア産駒のアーモンドアイが1番人気に応えて優勝。本馬への距離不安説は、一気にその声を潜めることとなった。
主戦を務めるC.ルメール騎手は以前から「長い距離の方が良い」と話しており、世代の頂点獲りへ、いよいよ視界良好となったステルヴィオ。宿敵ダノンプレミアムとの3度目の対決に向け「逆転の準備は整った」と見られていた。
だが、そんな”世代No.2″になにやら「怪しい話」が舞い込んできた。17日に美浦の南ウッドコースで行われた、日本ダービーの1週前追い切りの際にあった出来事だ。