【※回避】JRAC.ルメールの「選択」がタワーオブロンドンの運命を決める? 安田記念で3歳マイル強豪が挑戦

※画像:タワーオブロンドン/『競馬つらつら』より

※タワーオブロンドンは30日に安田記念(G1)回避となりました。

 昨年のマイルCS制したペルシアンナイト、古馬の頂点に立ったスワーヴリチャード、さらにリアルスティールに、昨年3着のスプリント王レッドファルクスが出走を予定するなど、豪華な顔ぶれになると見られている安田記念(G1)。マイルの頂上決戦は熾烈な戦いになると予想されているが、そこに割って入ることを期待されているのが、3歳馬タワーオブロンドン(美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

 昨秋の京王杯2歳S(G2)で早々と重賞初制覇を達成。今年の始動戦となったアーリントンC(G3)では出遅れてやや後方からの競馬となり、さらに最後の直線で他馬からの不利を数回受けたものの、それをものともせずに快勝。距離延長にも成功して、一線級の実力を秘めていることを証明した。

 前走のNHKマイルC(G1)では堂々の1番人気に支持され、初G1制覇も目前かと思われていた。だがラスト200mを切って先頭に躍り出たM.デムーロ騎手とギベオンが内に斜行。さらに岩田康誠騎手のレッドヴェイロンが今度はゴール前で斜行するなど、直線内側は大混雑。後方内側に構えて最後の直線にかけていた同馬は為す術なく12着と惨敗。鞍上のルメール騎手も「やっと開いたと思った時に前を遮られてしまいました。ほとんど追うことが出来ず、残念です」と無念の惨敗に終わったレースを振り返っている。

「前走は最後の直線で大外を選んだケイアイノーテックに軍配があがりました。ですが、これがタワーオブロンドンの実力というわけではなく、他馬の影響をモロに受けてしまい、展開に恵まれなかっただけに過ぎないでしょう。

 格上古馬との対戦となる安田記念でもチャンスはあるはず。3歳での挑戦となりますが、かつてリアルインパクトが3歳で同レースを制覇したように前例がないわけではありません。NHKマイルのリベンジの意味合いもあるので、陣営は相当気合が入っているみたいですよ」(競馬誌ライター)

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