東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……

 ちなみに今年の日本ダービー終了時でアーモンドアイ、ワグネリアン、エポカドーロといったクラシックホースを筆頭に3歳馬を「賞金順」で並べると、今年の羽田盃を勝ったヤマノファイトが18番目に数えられる。青葉賞馬ゴーフォザサミットや、ファルコンSの勝ち馬ミスターメロディよりも上という位置だ。

 さらに仮に6日に行われる東京ダービーを制し、2冠を達成すると獲得賞金は1億円を超え、G1馬のタイムフライヤーを交わして、ステルヴィオやタワーオブロンドンに匹敵する賞金となる。つまり、南関東クラシックの賞金は中央競馬から見ても「それだけ大きい」というわけである。

 果たして今後、南関東クラシックは猛威を振るう中央からの移籍馬と、どう向き合っていくのだろうか。今回のルール変更は非常に大きな一歩といえるが、根本的な解決になったとは言い難く、今後も急速にルールを整備する必要がありそうだ。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 5:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS