JRAガックリか「宝塚記念(G1)出走馬」出揃うも、記者狙い目もトーン上がらず
「外国馬を入れてG1馬は5頭もいるのに、やはりインパクトに欠けるものがあります。本来ならファン投票1位のサトノダイヤモンドが実績から1強でいいと思うのですが、去年の後半からスランプに陥っているため、今回のメンバーで勝負できるのかどうか、ジャッジに悩むところですよね。
かといって、それに取って代わる馬がハッキリとせず、『だったらサトノダイヤモンドで何とかなるんじゃないか』と考えが回帰してしまうのも、このレースのレベルを示す話だと思いますね。ムードが上がってきません」(競馬記者)
そうは嘆いていてもレースは待ってくれず、ファンは出走までに結論を出さなければならない宿命である。まだあと2週間あるので、熟慮するのはもう少し先でよいと思うが、どういう馬から狙いを立てていくか、記者からヒントをもらったので、いくつか挙げてみたい。
「こういう東西のグランプリレースに強い馬は、宝塚記念と有馬記念の両方で馬券になったりします。また、宝塚記念は来る、っていうリピーターもいますからこれらを狙うのも手ですね」(現場記者)
これまでゴールドアクター、キタサンブラック、ゴールドシップ、オルフェーヴル、ブエナビスタ、アーネストリー、ドリームジャーニー等、それに該当している。そういう意味では、昨年勝っているサトノクラウン、有馬記念で好走しているサトノダイヤモンドを狙ってみるのも悪くはないだろう。
「あと、宝塚記念は、ヴィルシーナやマリアライト等、5歳牝馬が激走するデータがあります」(同 記者)
ドバイの国際G1で結果を出しているヴィブロスで勝負してみても面白い。ただ、ディープインパクト産駒で勝っているのは、牡馬牝馬問わずマリアライトしかいないため、大きい信頼は現時点ではどうかだが、中心視できる。