JRA池添謙一が後輩「恫喝」現場にファンドン引き!? 輪乗りでの「怒声」丸聞こえで思い出す「キレる男」エピソード
叫びながら慌ててレッドレグナントを離した池添騎手。なんとか暴れる馬を制御した国分優騎手だが、池添騎手は馬を内ラチのほうへ移動させた。しかし、それだけじゃ怒りが収まらない池添騎手は、内ラチのほうから外ラチにいる国分優騎手に向かって大声を荒げた。
「まじか、おまえ!」
続けて何か文句を言ったあとに、
「オマエ、送れるかよ、ホンマに」
「ヨコ、見とけや、オマエ!」
と内ラチから文句を発する声が外ラチの国分優騎手だけでなく、それを見守る観客にまで届けられていた。
さっきの優勝の余韻で池添騎手を見守っていたファンも多く、この瞬間、目が点になっていたことだろう。
この動画を見たファン反応は「何に切れているのか?」「某先輩騎手が後輩にキレる、とか池添さんは言ってたのに自分も?」と冷ややかな反応。せっかくの重賞勝ちもこの後輩に対する態度で評判を落とした感じだ。
しかし、なぜ池添騎手はあんなにもキレる必要があったのだろうか?
「あのレースで池添騎手が騎乗したレッドレグナントは、大竹厩舎の3歳牝馬でサフラン賞1着、アネモネS2着の実力馬です。この秋のクラシックも狙える馬で今回1番人気。ここは陣営にとって大事な賞金上積みのレースなので、落としたくないでしょう。
また、ここで最終レースを落としてしまったら『メイン勝って浮かれているからだ』などとバッシングに遭うことも予想できます。池添騎手は、いつも以上に落とせない気持ちでピリピリして、つい文句が出てしまったのでしょうね。
ただ、たしかに後輩が馬をコントロールしきれていないのを指摘するのは分かりますが、それは普通レースが終わってからです。現場で声を荒げるというのは、ほかの馬にも影響が出ますから控えたほうがいいと思うんですが」(同 記者)