宝塚記念(G1)和田竜二騎手「感涙」のG1制覇! 亡き戦友テイエムオペラオーに背中を押され、ミッキーロケットが新王者に!

「昨日のことのようにあなたの背中の感触があります。
心がえぐられるような悲しみが襲ってきます。
自分にとって大切なこと…大事なことは…

元気に走り回っていたようですね…
先生もあなたらしいと言われてたよ。
ありがとうね
あなたのおかげでまだここにいます」

「まだまだ私は走ります。
あなたのように速く強くなりたいから…
ご冥福をお祈りいたします。」(原文ママ)

 これはテイエムオペラオーの訃報を知った和田騎手が、天国の戦友へ公式Twitterに残したメッセージだ。和田騎手は今度こそ「速く強く」なれただろうか……あまりにも偉大過ぎた世紀末覇王のように。

「僕は若いつもりでいたけど、さすがに(17年は)長過ぎましたね。オペラオーには勝って報告したかったけど、やっと胸を張って(報告に)行けると思います」

 テイエムオペラオーの賞金記録を塗り替えたキタサンブラックがターフを去り、主役の登場が待たれる昨今の競馬界。昨年王者が沈んだ春のグランプリで、新たな王者が涙ながらにその産声を上げた。

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