JRA「大魔神2頭」の引退とローテ……シュヴァルグラン、ヴィブロス消えれば佐々木主浩氏「G1所有なし」も心配なし?
昨年のジャパンカップ(G1)を勝利したシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)と昨年のドバイターフ(G1)を制したヴィブロス(牝5歳、栗東・友道康夫厩舎)。それぞれのオーナーである佐々木主浩氏が、この2頭を引退させる意向だと、「デイリースポーツ」が報じている。
今後、シュヴァルグランは京都大賞典(G2)、ジャパンカップ、有馬記念(G1)と昨年と同じローテーションをたどり、ヴィブロスは天皇賞・秋、マイルCS、そして香港マイルのG1競走3連戦を予定。2頭は秋を走りきったあと、いずれも繁殖にあがるとされている。
「2頭とも引退が惜しまれる名馬。シュヴァルグランは現役馬の中では総賞金ランキング1位で、これまで約8億7000万円を叩き出しています。種牡馬として箔をつけるためにも、G1競走で勝利を収めて総賞金を10億にしたいところでしょう。
もちろんヴィブロスも自身の価値を高めるためにも負けられないのは当然です。秋はこの2頭の引退ロードから目が離せなくなりそうですね」(競馬誌ライター)