的場文男「ゴール後落馬」にヒヤリ……大井のレジェンドに心配の声続々
17日の浦和競馬第6R・C2三四は、的場文男騎手騎乗の1番人気タマモサーティーン(牝4、浦和・小久保智厩舎)が、後続に6馬身差をつける圧勝劇を披露。だが、そのゴールの瞬間にヒヤリとさせられる場面があった。
道中3番手につけたタマモサーティーンは、最後の直線に入るやいなや鋭く伸びて後続を引き離す。最後は持ったままで余裕の勝利を収めたが、その次の瞬間、的場騎手がタマモサーティーンから落下。後続馬が次々と来たものの、騎手が後続馬に踏まれるなどの”二次被害”はなかった。しばらくして落下した的場騎手が自身の足で歩いて移動する姿が確認されている。
「いや、本当に驚きましたよ。的場騎手は今年の6月に落馬して、後続馬に左足を踏まれて20針も縫合処置を行うケガを負っています。先週から復帰していますが、その矢先に再度離脱ということになってしまうと目も当てられないですからね」(競馬記者)
審議のランプは灯ったものの落馬は入線後と判断された。「日刊スポーツ」によれば大事には至らず、的場騎手は「周りに迷惑かけないで良かった。体は大丈夫」とコメントしたという。