JRA藤田菜七子に「不満」の先輩騎手!? 酒席「断りまくり」の裏側
デビュー以来、女性騎手が持つ記録を次々と塗り替えている藤田菜七子騎手。元騎手の増沢由貴子(旧姓、牧原)さんの34勝にまでもあと3勝と迫っており、最多勝利記録の更新も時間の問題と考えられている。
菜七子騎手は容姿端麗で関係者たちへの礼儀作法もしっかりしており、さらに騎乗技術も上昇中とあって非の打ち所はないように思える。だが、そんな優等生の菜七子騎手にある不満を抱いている先輩騎手もいるという。それが松岡正海騎手だ。
松岡騎手は『競馬最強の法則』(KKベストセラーズ)8・9月号の対談企画に登場。そこで、菜七子騎手にどれだけ声をかけようとも、騎手たちの飲みの場に顔を出してくれないと冗談交じりに嘆いていた。松岡騎手は以前、増沢由貴子騎手が女性というだけでいらぬ気遣いをされ、騎手クラブの新年会などでも浮いた感じになっていたのが気になっていたという。そのため、菜七子騎手には同じ思いをさせぬためにも、他の騎手たちとも積極的に交流を持ってもらいたいと考えているようだ。
「松岡騎手としては、純粋に菜七子騎手のことを心配しているみたいですね。現役生活16年目の中堅騎手として知られる松岡騎手は、若手と先輩の間を結ぶ架け橋になろうとしているのかもしれません。変にかしこまった場では、現役生活が長い大先輩たちに話しかけにくいはずですからね。フランクな場を設けて、交流を図ってもらいたいと考えているのでは? ただ、その思いは通じることなく、袖にされているようですが……」(競馬記者)
松岡騎手からの誘いを断り続けている菜七子騎手。また当初こそ、ほかにも声を掛ける先輩騎手がいたものの、もう松岡騎手以外からは誘われることもなくなっているのだという。頑なな態度を崩さない菜七子騎手だが、これには昨年8月に巻き込まれた未成年騎手飲酒事件の存在があると見る人もいる。