JRA松田大作騎手「事故」乗り替わりに一時騒然……昨年「無免許運転」で摘発も「原因」は調教師による注意義務怠慢
11日、札幌競馬場で開催された7R(500万下)において、ドヒョウギワ(牝3歳、美浦・中野栄治厩舎)に騎乗予定だった松田大作騎手が突如、黛弘人騎手に乗り替わるアクシデントがあった。
唐突な騎乗キャンセルの発表に競馬ファンがザワついた。この日の松田騎手は札幌の4Rから参戦。いきなり3着し、次の5Rも5着とまずまずのスタートを見せていた。しかし、次の7Rで突如乗り替わり。落馬などの目立ったアクシデントはないように思えたが、現場での発表は「事故のため」というものだった。
「松田騎手といえば、昨年2月に免許停止中にもかかわらず車を運転しただけでなく、速度超過によって道路交通法違反容疑で摘発。長期騎乗停止となる事案があって、大々的に報じられた過去があります。
そんな松田騎手が『事故のために乗り替わり』と発表されれば、そりゃ『また何かあったのか』と思ってしまいますよ。発表直後はファンからも心配する声が上がっていましたね。JRAも最初からもっと詳しく発表してもよかったと思いますが……」(競馬ライター)
ラジオNIKKEIの公式Twitterなど一足早い発表があったものの、JRAの公式HPに「今日の出来事」として公表されたのはレース終了後。「同馬を管理する中野栄治調教師が出馬投票に際し、騎手への騎乗依頼に関する注意義務を怠ったため」とのことだった。