JRA松田大作騎手「事故」乗り替わりに一時騒然……昨年「無免許運転」で摘発も「原因」は調教師による注意義務怠慢
「公式発表でも決して十分な説明とは言えないと思いますが、どうやら『斤量絡み』の可能性が高いと言われていますね。というのも、乗り替わりになった馬は3歳牝馬で負担重量は52kg。松田騎手は今年一度も52kgどころか53kgの馬にも騎乗しておらず、体重オーバーのため乗れなかったのではというウワサです。
ただJRAの発表通り、今回の原因は事前に必要な情報を松田騎手に伝えなかった中野栄治調教師の方に原因がある模様。とはいえ件のレースは定量戦で、松田騎手にしてもハンデ戦とは違って依頼された時点でわかりそうなもんですが……」(同)
昨今、騎乗依頼絡みの事案は仲介者となるエージェントの存在が取り沙汰されるが、松田騎手はエージェントを付けておらず、どうやら本人絡みのアクシデントだった可能性が高そうだ。
昨年、JRAがエージェント制度の見直しに乗り出したように、競馬界では緩やかながら脱エージェントの動きがある。しかし、複雑に情報が錯綜する今の競馬界において、騎乗依頼を整理する仲介者を付けずに騎手を続けるのは、なかなか大変なようだ。実際にそれで成績を落としている騎手も珍しくない。
松田騎手と中野調教師による”すれ違い”もそういった中での出来事だったのだろうか。ネット上の競馬ファンからは「ドヒョウギワ(土俵際、相撲用語)だから、牡馬(54kg)だと勘違いしたんじゃないか」という憶測も飛び交っているが……。