JRA「世界的良血」シェーングランツ大変身で5馬身圧勝! 「オークス姉妹制覇」へC.ルメールが挙げた姉ソウルスターリングとの共通点
父フランケルと母スタセリタ合わせて「16冠ベビー」と注目された姉のソウルスターリングも札幌の芝1800mで初勝利を飾ったが、あの時もルメール騎手は「スピードに乗るまで時間が掛かった」「もっと大きい競馬場がいい」と今回のシェーングランツと共通する課題を挙げている。
姉は3連勝で2歳女王になったエリートだが、その評価が急激に高まったのはデビュー戦ではなく、初めて東京競馬場で走り、後の皐月賞2着馬ペルシアンナイトらを退けた2戦目のアイビーSだった。
そういった意味では妹も、まだまだ進化の余地を残しているのではないだろうか。姉には及ばないが、こちらも「13冠ベビー」。クラシックの主役を務めるには、十分なスケールの持ち主だ。