JRA藤田菜七子「1日2勝」大快挙!ナナコ推し、あの名物馬主がG1騎乗プレゼント!?
性差を超え、ひとりの騎手として活躍を繰り広げる菜七子騎手。そんな彼女の姿に心打たれ、応援している馬主も大勢いる。コパの冠名で知られるDr.コパもその代表的存在のひとりだ。菜七子騎手を30回近く自身の所有馬に騎乗させ、そして菜七子騎手も期待に応えるかのようにこれまで4勝をあげている。
「先週の札幌競馬場10Rのおおぞら特別(3歳上1000万)をDr.コパが所有しているコパノキッキングが勝利。レース後、Dr.コパは『(コパノリッキーの)次はこの馬で大きいところを狙っていきたい』と話しました。そして菜七子騎手のことに水を向けられると『うちの勝負服がよく似合っている』として『まずは重賞。そして来年のJBCスプリント(交流G1)でキッキングに乗ってもらえたらいいですね』とプランを明かしています。
コパノキッキングは連勝したとはいえ、まだ準OPクラスに上がったばかりの馬です。来年、JBCスプリントに出ることができるのかも不明なので、リップサービスも多分に含んでいるでしょう。ですが、メディアを通してそのような考えを持っていることを明かしている以上、いずれはDr.コパの馬で菜七子騎手がG1競走に登場する日もそう遠くないのでは?」(競馬誌ライター)
努力を積み重ね、多くの人に支援されつつ騎手生活を送る菜七子騎手。彼女を語る上で女性騎手というキーワードは重要なファクターだった。だが、それがなくなる日も近いのかもしれない。