JRA「最強馬決定戦」天皇賞・秋(G1)が超豪華メンバーと話題! 現役最強スワーヴリチャードVS3歳ダービー馬ワグネリアン激突か
この春の宝塚記念(G1)でG1馬の仲間入りを果たしたミッキーロケット(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)も、天皇賞・秋から始動する可能性が高まってきた。
3歳秋の神戸新聞杯(G2)でサトノダイヤモンドとクビ差の接戦を演じるなど、高いパフォーマンスを示していたミッキーロケットだったが、G1の高い壁にぶち当たっていた。しかし、この春の宝塚記念では、積極的な走りで見事G1初制覇。主戦の和田竜二騎手にとっても、17年ぶりのG1勝利となった。この秋は当初、京都大賞典(G2)からの始動が予定されていたが、調整が遅れているために天皇賞・秋になる見込み。出走して来れば、当然優勝候補の1頭となる。
他にも昨年の皐月賞馬アルアインや秋華賞馬のヴィブロス、復活の気配を見せるマカヒキ、菊花賞馬のキセキ、3歳馬のステルヴィオなどが出走を予定。昨年のダービー馬レイデオロも流動的だが、出てくれば主役級の扱いが必要だろう。
近年、年を追うごとに重要性を増し続けている天皇賞・秋。2013年の覇者ジャスタウェイは今年の新種牡馬として早くも旋風を巻き起こしているが、今年もここを勝つことはG1勝ち以上の大きな意味を持ちそうだ。