JRAオールカマー「レイデオロ軸」から穴で高配当!? 関係者情報で見出す「6点」勝負!
23日(日)に中山競馬場で開催される伝統の一戦オールカマー(G2)。今年も秋の中長距離戦で活躍が期待される実力馬がずらりと顔を揃えた。
このレースを「現場の声を重視するブロディN」が挑戦。入手した有力「現場情報」から選んだ、究極の「4頭」で狙っていきたい。
本命「◎」に選んだのは、昨年のダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。
昨年、日本ダービー(G1)勝利を主戦のC.ルメール騎手と藤沢和雄調教師にプレゼントしたレイデオロ。秋はジャパンC(G1)ではシュヴァルグランにこそ及ばなかったものの、最強王者キタサンブラックに先着して2着。次代の競馬界を担う存在として期待を集めた。
だが今年の始動戦となった2月の京都記念(G2)では、ルメール騎手が騎乗停止になるアクシデント。D.バルジュー騎手が代打を務めたもののまさかの3着に終わり、1.6倍の圧倒的な支持を裏切る結果に終わってしまう。
その後、陣営が大目標にしていたドバイシーマクラシックに向かうも、極端なスローペースに苦しみ、やや折り合いを欠いて4着。結局、前半戦では勝利をあげることができず、休養入りしていた。
「ドバイシーマクラシックは展開が味方してホークビルが勝ちました。そしてほかにレイデオロに先着した2着馬のポエッツワードはキングジョージ6世&QES(G1)の勝ち馬、また3着のクロスオブスターズは昨年の凱旋門賞(G1)で2着入線を果たすなど、いずれもたしかな実績を持つ馬です。負けたとはいえ、世界に通用する馬たちに続く4着ならば、さほど悲観する必要もないでしょう。
ここ2戦はペースが遅すぎたためリズムを崩してしまい、自身の競馬ができていないところがありました。ドバイシーマクラシック後は長期休養に入りましたが、そこでしっかりリフレッシュできた様子。まだ少し重いところはありますが、先週の1週前追い切りでも息の入りはいいですし、フットワークも良くなっています」(競馬記者)
ルメール騎手も「フィジカル面やメンタル面は、間違いなく今の競馬界ではトップレベル」と太鼓判を押す。今回のレースで自分のリズムを取り戻すことができれば、約1年ぶりとなる勝利も見えてくるだろう。