JRA美浦陣営「無視厳禁」スプリンターズS(G1)3頭独占情報! モレイラより怖いのが……

 2017年の高松宮記念覇者・セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・上原博之厩舎)も要注意の一頭。

 昨年の春にスプリント王に輝いたものの、その後低迷。だが、今年のはじめにシルクロードS(G3)で2着に入線して復活の兆しを見せると、前走の函館スプリントS(G3)では池添謙一騎手とタッグを組んで、約1年4カ月ぶりとなる勝利を飾った。

「前走では最内枠から好ダッシュを決めてハナを奪うと、そのまま後続の追撃をなんとかしのいで逃げ切り勝ち。みごとな復活勝利をあげています。ここからチークピーシーズを装着していますが、その効果で集中力がアップ。ラストまで気を散らすことなく走り切ることできるようになりました。

 追い切りでは南WCコースで池添謙一騎手を背に4F52.6-12.3秒を記録しています。今回は休み明けですが、状態は上々のようですね」(美浦関係者・B)

 前走勝利の勢いのままレースに向かい好走を期待したいところだが、少々不穏な話も聞こえてきた。

「稽古ではセイウンコウセイの前に馬を置く形を取ったんだけど、それだとどうしても前の馬を交わすことができなかったみたいだ。今回はライバルに逃げ、先行馬が多いから、出足で負けてしまうと厳しい展開になりそうだね。

 また実は陣営が『ダート転向も視野に入れている』という話も一部で出ている。ダートは条件戦時に4回走って1勝2着3回と好成績をあげているからね。京都競馬場では[2.2.0.2]と相性がいいし、秋の大目標は次のJBCスプリントにしているとウワサだよ。ただ、スプリンターズSで好走すれば、また路線も変更されるかもしれないけどね」(美浦担当記者・C)

 今回の結果次第で、今後セイウンコウセイが進む道もガラッと変わってくるだろう。

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