JRA栗東関係者「秋華賞(G1)耳より情報」大公開! アーモンドアイの牙城を崩すのは……

 14日(日)に京都競馬場で開催される秋華賞。2冠牝馬のアーモンドアイがジェンティルドンナ以来の牝馬3冠達成に挑むとあって、注目度はバツグンだ。今回はその大一番を前に、栗東から届けられた有力な情報からピックアップした注目すべき出走馬をご紹介しよう。

 まず、外せないのはラッキーライラック(松永幹夫厩舎)だ。

 ここまで6戦4勝。だが、桜花賞(G1)では0.3秒差の2着、オークス(G1)では0.6秒差で3着とアーモンドアイの後塵を拝している。

「右後脚の球節部の不安でローズSを回避して秋華賞直行を選択するなど、ここに至るまで決して順調と言えませんでした。しかも、直前になって主戦騎手の石橋脩騎手が落馬したため、北村友一騎手に乗り替わるなど、逆風が吹き荒れています。

 ですが、一週前には7F97.3-1F11.9という速いタイムを記録。最終追いは僚馬との併せ馬を7馬身~8馬身ほど追走する形で行い、6F81.8-1F11.6秒と好タイムを叩き出しています。馬体も一回り大きくなっていますし、ラッキーライラックの調子自体は上向いてきているようですね」(栗東担当記者・A)

 ローテーションの変更、さらに騎手はテン乗り。不安は数多いが、持ち前のレースセンスでそれらを補うことができるかが注目される。

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