天皇賞・秋(G1)ダノンプレミアム回避に「憶測」?JRA中内田調教師「薬物騒動」「経歴疑惑」再燃で……
昨年の朝日杯FS(G1)を制した2歳王者ダノンプレミアム(牡3 栗東・中内田充正厩舎)が、28日の天皇賞・秋(G1)出走を断念することがわかった。
今年は弥生賞を1着、皐月賞は断然人気で参戦する予定だったが、挫跖により回避。復帰した日本ダービーも1番人気だったが、距離の壁に泣き6着敗退。その後はリフレッシュ放牧を経て帰厩したが、調整不足のためレースに出る事ができなくなったという。
天皇賞・秋は2000m。東京の2400mはマイル適性がとりわけ高い同馬にとってさすがに長かったが、中距離は弥生賞でも克服済みで、十分に能力を発揮できるといわれていた。今年はスワーヴリチャードやレイデオロなど強力古馬が多数出走を予定しており、3歳であるダノンプレミアムとの対決にも注目が集まっていたのだが……。
「非常に残念なニュースが飛び込んできましたね。ダノンプレミアムは春こそG1は取れませんでしたが、秋は天皇賞、そしてマイルCSへの参戦もウワサされていただけに、この頓挫はあまりにも痛いです。
ファンの間ではすでに『年内全休?』の声も出ています。状態が整わないならば、無理はしないほうがいいですが……返す返す残念です」(競馬ライター)
大きな見どころの一つが失われた天皇賞。それほどダノンプレミアムへの期待値は高かったということだ。
他方、今回の回避に「また何かあるのでは」という声もある。