JRA天皇賞・秋(G1)大魔神佐々木主浩氏「兄妹ラストスパート」ヴィブロスが世界を制した強さを見せる?
日本の競馬シーンにおいて最も名誉と格式のあるレースの一つである天皇賞は、通称”盾”といわれる。数えきれないほどの感動を与えてくれる秋の天皇賞。今年で第158回となる”秋の盾”は平成最後の天皇賞となる。
さて、今年の秋の天皇賞だが、今年のダービー馬ワグネリアンの回避で、史上初の3世代によるダービー馬の共演は見られなくなったものの、G1馬が7頭と”これぞ!天皇賞”という豪華なメンバーが集結しそうだ。
どうやら事前の想定オッズでは、今年の大阪杯勝ち馬であるM.デムーロ騎乗のスワーヴリチャード(牡4 栗東・庄野靖志厩舎)が1番人気、昨年のダービー馬レイデオロ(牡4 美浦・藤沢和雄厩舎)が2番人気のようだ。
その他、2,000mなら守備範囲の皐月賞馬アルアイン(4歳牡 栗東・池江泰寿厩舎)、距離が疑問視されたトライアルの毎日王冠で僅差の3着と健闘した菊花賞馬キセキ(4歳牡 栗東・中竹和也厩舎)、宝塚記念馬ミッキーロケット(5歳牡 栗東・音無秀孝厩舎)、復調気配で名手武豊を鞍上に迎えた一昨年のダービー馬マカヒキ(5歳牡 栗東・友道康夫厩舎)と、どこから狙えばいいのか? 馬券予想は困難を極めそうだ。
そんな超豪華なメンバーに埋もれかけているが、ヴィブロス(牝5 栗東・友道康夫厩舎)も穴候補の1頭として一考してみたい。