JRA「年度代表馬」アーモンドアイ当確でロードカナロア時代!? 2019年種付け料ほぼ「倍増」1500万円も大人気
競馬界だけなく「種牡馬界」でも新時代の到来を予感させる勝利だった。
25日に東京競馬場で行われたジャパンC(G1)は、単勝1.4倍に支持された1番人気のアーモンドアイが世界レコードで優勝。3歳牝馬ながらキセキ、スワーヴリチャードら歴戦の古馬を退けて現役最強を証明すると、年度代表馬の座もほぼ当確となった。
また、同日に京都競馬場で行われた京阪杯(G3)も、アーモンドアイと同じロードカナロア産駒となるダノンスマッシュが1番人気に応えて勝利。来春の高松宮記念(G1)に向け、大きな弾みをつける重賞初制覇を飾っている。
3歳牝馬アーモンドアイが現役最強を宣言し”政権交代”となった競馬界だが、種牡馬界でも政権交代の波が押し寄せているのだろうか。
昨夏に産駒がデビューしたロードカナロアだが、初年度からアーモンドアイという歴史に残る傑物を輩出し、関係者からの評価を盤石なものにしている。500万円からスタートした種付け料は、ファーストシーズンサイアーランキング第1位の活躍を経て今年800万円にアップし、来年はほぼ倍増の1500万円。
しかし、それでもすでにBOOKFULL(満口)となっているから驚きだ。