JRAチャンピオンズCゴールドドリーム回避……突然のアクシデント
2日に中京競馬場で開催されるチャンピオンズC(G1)。今年も多くのダート有力馬が顔を揃えたが、その中でも優勝候補の1頭として数えられていたゴールドドリーム(牡5歳、栗東・平田修厩舎)が回避を発表した。
「日刊ゲンダイ 競馬」のTwitterによれば、回避は「右肩の筋肉痛のため」だという。管理する平田調教師は、昨日の調教後に違和感があり、良化傾向にあるものの「まだ完全ではないので出走を見送ることを決めた」と語る。今後は放牧に出され、「回復次第で東京大賞典が視野に入ってくると思う」と明かした。
「今回は3歳ダート最強馬ルヴァンスレーヴと昨年の優勝馬ゴールドドリームとの頂上決戦第二幕に注目が集まっていました。
前回の南部杯マイルチャンピオンシップ(G1)ではルヴァンスレーヴに軍配が上がったものの、今回は200mの距離が延長。そしてルヴァンスレーヴにとっては初となる中京競馬場だったので、ゴールドドリームに分があると見る人も多かったのですが……。リベンジが期待されていただけに、ゴールドドリーム陣営は無念さを噛み締めているでしょうね」(競馬誌ライター)
ゴールドドリームは1週前追い切りでは、CWコースで6F80秒5-1F11秒8を記録する軽やかな動きを見せ、順調さをアピールしていた。それだけに平田調教師は断腸の思いで今回の回避を決めたのだろう。
次走は回復次第で東京大賞典に向かうというゴールドドリーム。暮れの大一番に姿を見せてくれるのだろうか?