JRA最強アーモンドアイ「国内」見納め? 来年の世界挑戦へ「2000m、公平な馬場、勝つのは誰」エネイブル、ウィンクスと投票した結果
28日、先週のジャパンC(G1)を勝利したアーモンドアイ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)が、来年3月30日に開催されるドバイ国際競走から始動するプランが明らかになった。
すでに年末の有馬記念(G1)には向かわず、年内休養が決まっているアーモンドアイ。管理する国枝栄調教師によると、来春のターゲットはドバイターフ(G1、芝1800m)もしくはドバイシーマクラシック(G1、芝2400m)になる模様。なお、前哨戦は使わずに直行する見込みだ。
日本から誕生した女傑の動向に、世界が注目している。
レコードを1.5秒更新する衝撃の「世界レコード」でジャパンCを勝利したことは世界中で大きく取り扱われており、凱旋門賞(G1)が行われるフランスのメディアでも「信じられない勝ち時計で日本最強の座に就いた」と大きく報じられている。
フランスの競馬ファンにとってもジャパンCは、唯一馬券が発売される日本のレース。ちなみにアーモンドアイの単勝オッズは日本と同じ1.4倍だった。衝撃的な走りを受け今年、凱旋門賞を連覇した「エネイブルのライバル誕生」と最大級の賛辞を送っているようだ。
また、エネイブルと共に世界最強牝馬といわれるウィンクスが活躍するオーストラリアでは『Racing.com』が公式Twitterで「2000m、公平な馬場、勝つのは誰」とエネイブル、ウィンクス、アーモンドアイの3頭で投票を実施。5122票が集まった結果、アーモンドアイが41%と最も高い支持を集めている。