JRAチャンピオンズC(G1)は「三連単3点」でOK!? 有力情報が導く「鉄級」の勝負馬とは
「前走は着差こそなかったけど『自分から動いての勝利は価値が高い』と陣営は相当な手応えを掴んだようだ。完成の域に入ったという印象だね。強いメンバーが揃ったけど『GI連勝を狙う』と強気。充実している今であれば可能性は十分にあると思うよ」(競馬関係者)
「▲」はJBCレディースクラシック(G1)を制した1番アンジュデジール(牝4、栗東・昆貢厩舎)だ。
デビューから5戦は芝を使われて1勝止まりだったが、ダートへ転向してから状況は一変する。12戦した結果は全て掲示板確保(5勝を含む)と安定感は抜群。G1でも戦える実力を有した逸材だ。
前走のJBCレディースクラシックは、ラビットランとの追い比べを頭差で制して悲願のG1タイトルを獲得。勢いに乗る素質馬が、史上2頭目の牝馬Vに挑む。
「今度は牡馬相手になるけど、今の勢いなら侮れないね。陣営も『左回りの方が走りはスムーズ』『最内枠が当たったしロスなく運べれば面白い』と色気十分だ。状態も万全のようだね。鞍上(横山典弘騎手)は『今は本当に具合がいい』と絶賛。一発あっても不思議じゃないよ」(競馬関係者)
「△」には平安S(G3)王者9番サンライズソア(牡4、栗東・河内洋厩舎)を選択した。
平安Sを鮮やかに逃げ切り快勝。続くシリウスS(G3)も3着を確保するなど、その力がトップレベルにあることは明らかだ。
前走のJBCクラシックはテイエムジンソクに競りかけられる展開。自分のペースに持ち込めず人気を裏切る形となったが、勝ち馬ケイティブレイブから0.3秒差の3着という結果は十分に評価できる。今回も無視することはできないだろう。
「陣営に悲観の色はないね。『過剰に人気を背負ってマークがきつくなった』と冷静に分析。そのうえで『それでも踏ん張っていたのは大したもの』『自分の形で運べれば強い』と実力を再認識したようだ。今回は人気が落ちるだろうし、マークが薄くなる可能性もある。本領を発揮する展開も十分にあるだろう。調整も順調のようだし、押さえておいた方がいいと思うよ」(競馬関係者)