JRAチャンピオンズC(G1)「外国馬」パヴェル陣営に自信!? 「勝つために来た」日本の”勝ち方”を知る調教師が用意した秘策とは
その力も然ることながら、レースが行われるメイダン競馬場は比較的時計の掛かる馬場として知られており、2015年にホッコータルマエが遠征した際は陣営が「ねちっこくて日本の大井競馬場のダートに近い感じ」と印象を語っている。この点もパヴェルにとっては、追い風に違いない。
「この馬の長所は乗り手に従順なところです。内で包まれないようにスッと好位につけて運びたいですね。勝つためにこれだけの旅をしてきたんですから」
今年はゴールドドリームの回避こそあったが、ルヴァンスレーヴを筆頭に日本の精鋭が揃った印象。そういった事情もあって外国馬のパヴェルは”蚊帳の外”といった評価だが、これでもし好走するようなら大波乱の使者となる。本来の実力が発揮できるのであれば、ここでも十分に通用するはずだ。