JRA阪神JF(G1)タニノミッションに「重賞未勝利」浜中俊騎手が熱視線!? 名牝ウオッカ仔と最強牝馬アーモンドアイの「共通点」
今年、現在63勝で関西リーディング12位と、まずまずの成績の浜中騎手。だが、重賞はここまで未勝利と大レースで苦戦が続いている。2008年の小倉2歳S(G3)で重賞初制覇を飾ってから10年連続で重賞勝ちを続けている浜中騎手だが、今年は記録が途絶えるかもしれない。
そんな浜中騎手も『週刊ギャロップ』で連載している『これに俊話なし』で「馬体を見てもスピードがありそうな感じで、兄姉よりも日本の馬場への適性が高そう」とタニノミッションを評価。抽選対象馬だっただけに「なんとかクリアしてくれることを願っています」と期待していたが、願ったり叶ったりというわけだ。
代表的なケースでは、やはり2006年のエリザベス女王杯(G1)を制したフサイチパンドラが挙げられるだろう。引退後はなかなか母らしい仔を出せずに苦しんでいたが、スピードに特化したスプリンターのロードカナロアを付け、今年の牝馬三冠を達成したアーモンドアイのような母を超える怪物が誕生した例もある。
英国の名スプリンターを配合されたタニノミッションも、苦戦する母ウオッカを”名繁殖牝馬”の座に押し上げることができるか。現役時代、特にファンの多かった馬だけに早くも大きな期待が注がれている。