JRA「重大ニュース2018」武豊4000勝、ルメール無双、アーモンド4冠、藤田菜七子飛躍

【3位】ルメール無双

 記憶に残る活躍をしたのが武豊騎手ならば、記録に残る活躍をしたのがC.ルメール騎手です。

 武豊騎手以来となる年間200勝を達成。さらに武豊騎手が記録した最多勝利記録212勝まで、あと1勝に迫って最終日を迎えると、その日に4勝をあげて215勝、新記録樹立に成功しています。

 その他にも今年は桜花賞、オークス、安田記念、秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋、JBCスプリント、ジャパンCを制覇。年間G1最多勝利記録を更新。またJRA年間最多獲得賞金記録までも塗り替えています。

 まさに記録ずくめの1年。2019年は2018年に匹敵、それとも上回るような活躍をすることができるのでしょうか。

【4位】藤田菜七子飛躍&来年斤量革命

 3年目のシーズンを終えた藤田菜七子騎手。ついに6月にはキャリア通算勝利数が31勝に到達し、「G1競走」の騎乗資格をゲット。また8月にはJRA通算35勝をあげて、女性騎手・通算最多勝記録をも更新しました。ですが、順調に勝ち星を積み重ねた菜七子騎手は、見習い騎手の斤量恩恵を徐々に受けられなくなっていきます。そのため来年からは苦戦も予想されていました。

 ですが、JRAは2019年3月から女性騎手の減量特典を緩和する新ルールを制定。女性騎手は0~30勝(-4kg)、31~50勝(-3kg)、51~100勝(-3kg)、101勝以上(-2kg)、6年目以上(-2kg)となり、菜七子騎手は来年の3月からは再び「-3kg」の斤量での出走が可能になりました。

 この改正が菜七子騎手の活躍の後押しになるハズ。2019年も菜七子騎手は注目を集めそうです。

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