【中山金杯(G3)展望】武豊マウントゴールドチャンス到来!? 超良血タニノフランケルら良質メンバーで日本競馬2019開始
新年の競馬は金杯からスタートする。誰しもが思う。去年のことは忘れ、東西金杯どちらも的中させて好スタートを切ろう!と。馬券を当てるためには事前検討が不可欠。1月5日に行われる中山金杯(G3、芝2000メートル)を展望しよう。
今年の中山金杯は信頼できそうな軸馬が不在の混戦模様。ペースや展開によっては大穴も飛び出しそうだ。ストレートな勝負に出るのではなく、目をつけた馬から好配当を狙うのがいいかもしれない。
昨秋猛威をふるった3歳馬は明け4歳となった。4歳勢の筆頭と言えるのがステイフーリッシュ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)。京都新聞杯(G2、2200メートル)では7番人気ながら2番手から鮮やかに抜け出して重賞初制覇を飾った。しかし、日本ダービー(G1、芝2400メートル)、菊花賞(G1、芝3000メートル)では見せ場なく凡走。
前走のチャンレンジC(G3、芝2000メートル)は4番手につけたエアウィンザーが上がり3F最速33秒7の脚を使って完勝。ステイフーリッシュはかろうじて3着に上がってくるのが精一杯。エアウィンザーには0.7秒差をつけられた。京都新聞杯で見せた軽快な行きっぷりには程遠かった。チャレンジCを叩いた効果で素軽さが戻ってくれば好勝負が可能だが、凡走もありそうだ。
チャレンジCで2着だったのがマウントゴールド(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)。エアウィンザーには3馬身離されたが、3着ステイフーリッシュには1馬身半差をつけた。デビュー以来大崩れしていないのが魅力。武豊騎手の継続騎乗となる。武豊騎手は『武豊TV』で「金杯は中山に行きますよ!」と程良い気合乗りを見せていた。
一発がありそうなのがタイムフライヤー(牡4歳、栗東・松田国英厩舎)。昨年、同舞台のホープフルS(G1、芝2000メートル)を制したG1馬だ。皐月賞(G1、芝2000メートル)、日本ダービーは2桁着順だったが、菊花賞は6着。復活気配は窺える。