2019年オジュウチョウサン×武豊「コンビ」の行方。「方針決定」もタッグ継続の”鍵”はディープインパクト馬主のあの馬?
「万葉S(OP、芝3000m)に出走しているユーキャンスマイルがカギを握るかもしれません。昨年、武豊騎手とのコンビで菊花賞(G1)3着。このレースでも、単勝1倍台の圧倒的な人気が予想されます。ここをもし勝つようだと当然、天皇賞・春出走が現実味を帯びてきますし、もしかするとダイヤモンドSでオジュウチョウサンと激突する可能性もあります。
ちなみにユーキャンスマイルのオーナーは、ディープインパクトで有名な金子真人氏。ここ数年、武豊騎手とのコンビは控えめでしたが、昨年は本馬やマカヒキなどで再び活気づいています。万葉Sの内容次第で、武豊騎手がユーキャンスマイルを優先する可能性は十分あり得ると思います。
また、万葉Sと同日の京都牝馬S(G3)にサトノダイヤモンドの妹にあたるリナーテが『武豊騎手とのコンビで出走するかも』という話もあります。まだ想定段階でしょうが、場合によっては調整もあるかもしれませんね」(別の記者)
4日に公式ホームページを更新し、今年のカレンダーのキャッチを「exceed the boaderless」とした武豊騎手は「オジュウチョウサンのように、境界を越えた活躍ができたらいいなという気持ち」と、改めて障害王者への思いを語っている。
果たして、その胸中は――。まずはユーキャンスマイルの万葉Sに注目したい。